こんにちは。京都の下鴨神社の参道途中に、「一蹴の地」という石碑があります。
明治43年9月10日、糺の森の馬場で、慶應義塾生が旧制3校生(現京大)にラグビーの手解きをしたことに由来するものです。
以前より、この碑には注目していましたたが、日本でのワールドカップを控え、神社側が、大きく持ち出して来られました。最近では、ラグビーにまつわる対談や、タグラグビー大会なども糺の森で行われています。
京都大学の山際学長はゴリラの研究で有名ですが、新聞記事によると、ラグビーとゴリラは似ているそうです。
「ニュージーランドのハカは、中腰になって胸を張り、腕や足を叩き、雄叫びを上げる。それは、二足で立ち上がって豪快に胸を叩く、ドラミングというゴリラのディスプレーにそっくりだ。」
スクラムを組む姿勢もゴリラそっくり。ゴリラの集団規模も15頭。
15人がまとまって動く様は、人間も、ゴリラも一緒、と山極学長はおっしゃっています。
体をぶつけて練習し、体をぶつけて敵と戦う。このことが、ノーサイドののち、お互いの友情を結び、健闘を讃えあうことにつながるとおっしゃっています。
「人間にとって誇りというものがいかに大事なものかをラグビーは教えてくれる。これもゴリラと共有する精神だと思う。」
「現代のスポーツは勝ち負けという結果だけを意識する傾向が強まっているような気がする。闘いの意義は心身の強さを磨き、実践を通じて能力を極め、互いに友情を深めることにある。スポーツの本質は美しさと気概、誇りを尊重することであり、だからこそ、教育の重要な場となるのだと思う。」
大変納得のいく言葉です。
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