こんにちは。ラグビーW杯2023フランス大会、予選リーグも終盤、決勝トーナメントに行けるかどうか、大切な試合が行われます。
日本代表は、アルゼンチン代表と10月8日に戦います。この試合に勝ったら、文句なしに決勝トーナメントに進出。アルゼンチン代表は、世界ランキングでも日本代表より上ですので、厳しい試合になると思います。ガンバレ、Japan!
さて、40数年前に高校からラグビーを始たもので、古いことは、結構、覚えています。
今も、いうのでしょうか、こんなこと。
ラグビーは、「陣取り、球取り、点取り」。
ラグビーって、FWが敵をぶっ飛ばして突進する、とか、スクラムで押しまくるとか。バックスが、華麗に展開して、ウイングがトライ取るとか。
そんなイメージありますよね。でも、試合に勝つには、まず、「陣取り」が必要です。強いFWや俊足BKを擁しても、敵陣に入って、プレーする時間を作らないと、勝てません。今で言う、エリアマネジメントでしょうか。これには、キックが有効でしょう。ラグビーは、タックルや、ステップや、コンタクトのスポーツではなく、「陣取り」のスポーツなのです。次の試合では、いかに敵陣に入るか、キックの選択が重要になってくると思います。
次、「球取り」。今で言う、ポゼッションでしょうか。ボールの獲得です。ラグビーは野球みたいに、スリーアウトで攻守交代、ではありませんので、ボールを獲得しない限り、攻撃はできません。守備、ディフェンスばかりです。
トライとられても、キックオフで、相手に球を蹴り込む。相手ボールですよね。強いチームとやると、トライとられる、キックオフで蹴り込む、また、ディフェンス、、、取られる、てずっとこれ!ほんと厳しい球技です。(陣地は敵陣に入っているのですが、ね。)
キックオフで、ボールの再獲得ができれば、いいのですが。日本代表もやってほしいですね。なかなか難しい。
と言うふうに、ボールの獲得、ボールの支配率はとても重要です。
さらに、簡単な反則で、相手にボールを渡すことは、とても良くないプレーです。具体的には、ノックオン、スローフォワード、とか。FW、キレます。また、スクラム組まんなん。キツイ!
逆に価値あるプレーは、相手のボールを取り返すプレーです。最近みんながよく知っている、ジャッカル。FWの技の見せ所。姫野選手が得意。
もう一つ、タックル。
高校生の部員に、タックルって、何のためにやるの?と聞くと、多分、「敵を止めるため。」「前進させないため。」と言うのではないかと思います。間違いではありませんが、タックルは、ボールを取り返すために行うのです。
ルールでは、プレーヤーはタックルをされて、タックルが成立した場合、ボールを離して、ボールから転退しなければなりません。この時、一瞬、どちらのチームのものでもないボールができあがります。イーブンボール。
実際には、タックルが起こるや否や、近くのプレーヤーが殺到し、密集を形成してしまうので、ボールを持って、タックルをされた側に有利に密集が運営されていきます。
でも、タックルされたら、ボールを離すので、この時、一瞬、ディフェンス側は、ボールを取り返すチャンスができるのです。タックルは、敵の前進を止めることもありますが、ボールを取り返す有効な手段なのです。
話が長くなりました。最後、「点取り」。点取り虫、みたいで、嫌だな。
ラグビーは、ボールを持ち、走り、又は、パス、キックして、敵よりも多く得点したチームが勝つ競技です。
華麗な展開で、BKがトライ!ゴールも決まって7点!カッコイイ!
トライは取れないが、地道なペナルティーゴールを狙って、1本、2本、3本成功!9点!
ノートライでも、PG3本決めれば、
1トライ1ゴールよりも、勝る。と言うことです。
トライはカッコイイですが、勝負は、点数で決まります。陣取りとは言いますが、敵陣ゴール前までいかなくても、敵陣10メートル付近で反則をもらったら、容易にゴールを決める選手は、この大会なら、たくさんいるでしょう。松田選手も、決めると思います。点数を取ることが勝利の近道、鉄則です。日本代表も、決定率9割を超えるゴールキッカーがいます。飛び道具、有利です!
さあ、アルゼンチン戦も、「陣取り、球取り、点取り」で勝利を掴んでほしいと思います。再度、ガンバレ、Japan!
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