結果を出す人の心の習慣その3

スポーツ

こんにちは。結果を出す人の心の習慣、「実力を発揮するための習慣」です。

日々の練習や勉強で培った能力が本番で発揮できない、結構ありますよね。

高校生にラグビーの指導をしていましたが、公式戦になると、高校生は、あがるらしいですね。府県単位の大会ですが、いつもと調子が違うなー、と聞いてみると、「あがっている。」

普段の実力を発揮するって、本当は難しいのかもしれません。高妻先生は言います。

⑯結果を出す人は自分の心をコントロールする

先に述べたように、本番で実力を発揮することは、中々難しいことです。高妻先生は、「一流といわれるのは、実力の半分以上をコンスタントに出せる選手です。」と仰っています。一流の選手でも実力を全て出すことは難しいようです。

さらに、実力の80%から90%をコンスタントに出せる選手は、超一流といえます。そのような選手は、いつでも理想の心理状態に入ることができる、と先生は仰っています。ゾーン、ですね。ゾーンに入る。

ボールが止まって見える、とか、観客の声も聞こえない、とか、時間が止まったように感じた、とか。とにかく、メチャクチャに調子が良い。スーパープレイがどんどん出る。そんな時の心理状態。

スポーツの試合場面を例にとると、普通緊張しますよね。逆にリラックスし過ぎるのも、よくありません。ゾーンは、この二つのちょうど中間の心理状態。これが、身体的パフォーマンスを高めてくれるようです。

そして、一流選手は、ゾーンに入る方法を知っていて、自らゾーンを作り出すと言われています。ルーティンですね。イチローの打席に入る時のパフォーマンスや、ラグビーの五郎丸選手のゴールキックを蹴る時の仕草などが有名ですね。集中力が高まります。

自分の心をいつでもゾーンに入れることができるメンタルトレーニングが必要、ということです。

⑰結果を出す人は、お気に入りの一点を見つめる

さて、その集中力。「集中しろ!」と言われたことがあるでしょう。はい!と返事をするのですが、さて、どうやって集中するの?

集中力とは、自分のやるべきことに意識を集めて、最高のパフォーマンスを発揮する力、といえます。

グッと意識を集めたり、失敗を切り替えるために、試合会場のある一点を決めて、そのポイントを見つめる。そのことで、集中力を高めたり、気持ちを切り替えたりします。すぐに効果が出るものではないようですが、繰り返し行うと、身につけることができます。

スポーツだけでなく、勉強や仕事にも活かせそうですね。

⑱結果を出す人は呼吸で気分を盛り上げる

気持ちの盛り上げ方ですね。高妻先生は呼吸が早くなると気分が上がってくる、と仰っています。学生の頃、試合前は、みんな「ロッキーのテーマ」聞いていましたね。速いテンポの音楽を聴くと呼吸が速くなるようです。呼吸が速まると緊張や興奮が高まっていく。サイキングアップ、というようです。気分を上げる。

呼吸は人間の内臓の活動で、唯一自分でコントロールできる活動です。興奮とは逆に、ゆっくり呼吸することで、リラックスもできますね。

さて、ここで一休み。


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