ラグビーの「トライ」って、

スポーツ

なんで、「ゴール」とかじゃないの?

サッカーやバスケなど、点数が入る時は、「ゴール」ですよね。ラグビーは、トライ。ちょっと変ですね。これは、点数を入りにくくしている頃の名残です。

ラグビーは、昔、祭礼の時に行われるフットボールでした。一年に一回のみんなのお楽しみ。お楽しみは、長い時間楽しみたいですよね。

長く楽しむには、中々勝負がつかないようにすればいい、と当時の人は考えたようです。

パスを後ろに出す、というのも、フットボールを長く楽しむための工夫です。前進するのに、パスは後ろへ、って考えたら、変ですよね。前に進みにくい。

点数も、敵のゴール地点にボールを運んでも、「トライ」で、「ゴール」ではありませんでした。その後のゴールキックが成功すると「ゴール」になって、初めて点数が入る、という仕組みでした。「トライ」とは、「トライ・フォー・ゴール」のことで、ゴールする権利を得た、という意味合いです。点数が入りにくいですよね。勝負がつかないと、長く試合を楽しめます。

ラグビーは、色々、点数が入りにくい工夫がされていますね。

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