こんにちは。
以前より、日本の古武術に関心があり、明治時代以前の武道や身体操作に関して、自分で学んできました。
「ナンバ走り」や「膝の抜き」、「井桁崩し」など。
ラグビーに応用して、「触られないラグビー」や「倒れないラグビー」ができないかなー、と考えています。なかなか難しいですが、道はあると思います。
3年前まで高校の体育教師をしていましたので、柔道や剣道の授業も持ちました。礼節も大切な武道の内容ですので、授業の初めに、黙想、礼。授業の終わりに黙想、礼。
黙想の時に、必ず、次のように指導していました。
「目を瞑って、今日の授業の中でに反省を行いなさい。呼吸は、ゆっくりと、腹式の呼吸で。下腹をプーッと膨らませて、ゆっくり吐く。心は、お臍の少し下の丹田というところに、グーッと集まって行くようなイメージを持ちなさい。」
こんなことを指導していたと思います。柔道は中学校から授業で行ってきましたし、高校、大学と授業で行ってきました。どなたに教えてもらったのかは忘れましたが、黙想の時に、心を丹田に落ち着かせる、みたいなことを言ってきました。
「丹田」、または、「臍下丹田」。
何?
甲野善紀先生の「表の体育、裏の体育」を読みました。
おもしろい本の題だったので。
表の体育は、科学的、合理的な体育。運動。
裏の体育は、その逆。非科学的な体育。運動。
丹田は日本の武道にはよく出てくる言葉です。
でも、実態はありません。臓器は、ありません。
でも、大切な概念のようです。
私も教えてきました。
もう少し、調べて、また、書きます。
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