寒波襲来

思い出

こんにちは。明日から10年に一度の強烈な寒波が日本列島を襲うようですね。テレビでは、やれ、停電だ、断水だ、交通渋滞だと連呼のようです。予報が外れてくれるといいですが。

私は、雪道が大の苦手。基本自動車で出かけることはしません。どうしても、仕事で、となった時だけ出かけます。もちろん、スタッドレスタイヤ装着しています。でも、怖いですよね。だって、ブレーキ踏むと、滑っていくんですから。止まらない。どうやって止めるの、ですよ。

さらに、これが、坂道なら、なおさらです。登りは、まあ、止まらなければ、なんとかなるでしょう。止まると、次の発進で滑るかも。

下り坂。これ厄介。ブレーキ踏めません。踏むと、滑っていくから。止まらないから。

止まらない自動車。考えただけでもゾッとします。ゆっくり走るしかない。ブレーキは、シフトダウンで、エンジンブレーキ。

思い返せば、約40年前、スキー研修(教員でした)の下見で、私の車で、同僚二人乗せて、岐阜のスキー場へ向かいました。私は、雪道初めて。前日にスノーネットを購入しました。この辺り、我ながら泥縄ですね。スノーネットは、高価でしたが、スピードを出せる、ということで、買いました。前日に。

さあ、出発です。名神高速を快調に飛ばしていると、前方に黒い雲。雪やなあ。

黒丸パーキングで、チェーン規制。スノーネットは、取り付けも簡単。さあ、雪道へ。

快調に走行していました。30キロは出しても大丈夫、振動もあまりなく、いい調子でした。

もうすでに、轍ができていました。

合流地点があり、本線を走っていた私は、追い越し車線にハンドルを切りました。

ハンドルを切って、轍を越えようとしたところ、ハンドルを取られ、たんだと思います、あっ、と思ったら、たぶん、ブレーキ踏んでいたのだと思います。この辺り、どのような操作をしたのか、分かりません。

気がつけば、進行方向の反対を向いて、中央分離帯に、リア部分が当たって、止まりました。高速道路で、反対向いて停止。血が逆流する恐怖。幸い、他の車もスピードを出しておらず、後続車との衝突は避けられました。三角板を置いて、スノーネットを再度付け直し、車の向きを、進行方向に向けて。その頃には、ズラーッと渋滞が起きていました。

事故現場から、再スタートですが、もう、スピードは、怖くて出せません。ノロノロです。リア部分の壊れた、ノロノロ車を見つけて、大きなトラックが、わざと轍を踏み潰して、追い越していきます。私の車に、バッサ、バッサと雪をかけていきます。もう、生きた心地がしませんでした。同乗のお二人も私以上に、恐怖だったと思います。

こんな経験しましたので、雪道は、極力、避けております。私の雪道恐怖体験でした。

くれぐれも、急、な操作は禁物です。一番いいのは、乗らないこと。

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