「三流シェフ」三國清三を読んでみた

ライフスタイル

先日、「ワイドショー」をみていたら、例の朝日放送の社員さんと、コックさんが対談していた。面白そうだなー、と思って、本も読んでみました。

コックさんは、三國清三さん。私は知りませんでしたが、有名なシェフのようです。

ご自分のお店である「オテルドミクニ」を閉めて、新たにお店を開店する、ということでした。

そこで、「三流シェフ」を読んでみました。。

私が関心を持ったのは、中学を卒業する時の話でした。

北海道の増毛、漁業の町で育った三國さんは、大変貧しい生活をされていたようです。父の水揚げした魚などを街に出て売り歩いていた、小学校へは中々いけなかったように書いてありました。

中学校を卒業する時、就職するのは、三國さんともう1人だけだったということです。卒業して、米屋に住み込みで働く。家を出るときに、父親は、こう言ったということです。

「大波が来たら、逃げるな。船の真正面からぶつかっていけ。」

逃げようとして、波を横腹に受ければ、船は沈む。大波が来たら、舳先を真っ直ぐ波に向けて思い切り漕ぐしかない。と。

困難に立ち向かうときには、逃げるな!という父親の強いメッセージが、痺れます。

その後の三國さんの人生航路は、山あり、谷ありなのですが、持ち前の先を読む力、親方の求めているものを理解する力、私たちにも、大変参考になるエピソードが書かれています。

真面目に努力することも大切ですが、いかに親方に覚えてもらうか、たくさんいる従業員の中で、どうすれば、重宝されるようになるのか、頭脳戦も素晴らしいものがあります。

中でも、帝国ホテルの従業員になれないとわかり、辞める前に、ホテルの厨房の鍋を全て洗う、というくだり。自分がいた爪痕を残す、という思いから始めたことですが、3ヶ月ほど続けたということです。誰もが嫌がるであろう、洗い物を全てやる。何十個もの鍋を洗う。徹底してやるからこそ、次の道が開けます。

総料理長に呼ばれて、クビ宣言されるのか、と思っていたところ、「三國君、ジュネーブに行きなさい。」と言われるのです。日本大使館に推薦したというのです。見事に道が開けました。

その後の日本大使館での活躍、ヨーロッパでの料理修行、と話は進みますが、私は、ジュネーブに行くまでの苦しい下積み時代に、おおらかな心と、石にかじりついてでも料理人になるという激しい志、もちろん、周囲ともハレーションが起こるくらいの激しさですが、ここが一番好きなところです。関心のある方はぜひ読んでみてください。

A8.netなら!

◇スマートフォンやPCから簡単に広告が掲載可能

◇もちろん会員登録は無料。その後も費用はかかりません!

◇欲しい商品がお得に購入できるセルフバックの利用ができる

◇有名ブランドから高額報酬がもらえる広告を掲載


アフィリエイトを始めるならA8.net(エーハチネット)
まずは登録→ https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3N89LO+FLFS8I+0K+ZXQ2R

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 パワフルで高速なピュアSSDクラウドレンタルサーバー
  https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3N89LO+FN831U+3JTE+61Z83
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




コメント

タイトルとURLをコピーしました