①非科学的な怪しいダイエット法にだまされるな。
巷には、なにやら怪しい、ダイエットの誘い文句が溢れています。激ヤセ、すぐ落ちる、といったものもありますね。でも、一週間やそこいらで劇的にヤセることは、かなり難しいことであり、運動で痩せるとなると、一日に、マラソン3回走るぐらいの運動量が必要とのことです。ひょうっとしたら、「激ヤセ」の原因は「下剤」や、「利尿剤」の摂取かもしれません。これなら、下痢や、尿の量の増加で、「体重」が減りますね。私たちが落としたいのは、「体脂肪」ですので、これは違う方法です。
②「トクホ」食品は「体脂肪のつきにくい食品」だが「ヤセる食品」ではない。
最近流行りの「トクホ」も、痩せるのではなく、体脂肪がつきにくい食品です。紛らわしいですね。
③単品ダイエットは絶対やめよう。無駄な努力です。
例えば、りんごダイエットとか、コンニャクダイエット。他にもありますが、単品ダイエットは必要な栄養素が摂取できず、体が壊れてしまいます。
④エステの「部分ヤセ」は水分の排出や組織の圧迫による一時的なもの。
部分的に痩せる、というのは、科学的には、無理、なことです。ただ、痩せたい部分の水分量とか、組織の圧迫により、一時的にその部分が痩せたように見えるだけです。
⑤「塗るだけでヤセるローション」で本当にヤセるには、とてつもない量が必要。
確かに、脂肪分を分解する物質はあるようですが、痩せるところまで行くには、相当の量が必要になってくるということです。
⑥「脂肪吸引」はヤセるのではなく、美容のための整形術と考えよう。
これも手術を伴うものですので、ダイエットとしては避けるべき方法でしょう。
⑦日本国内でヤセ薬として認可されているのは「サノレックス」の１つだけ。
この唯一の痩せ薬の効果と、このダイエット講義で15週間取り組んだ成果と比べると、遜色ないようです。それなら、薬に頼らずに、運動と食事で痩せる方がいいですよね。
また、1週間の消費カロリーについて、ほとんど運動しない人のグループの死亡率を1とし、比較したところ、週に3000キロカロリー消費のグループは、0.46。半分以下の死亡率です。しかし、週に3500キロカロリーを超えるグループは、逆に死亡率が上がってしまいました。やりすぎるのも良くない、ということでしょうか。
一日一万歩は、消費カロリーが、約300キロカロリー、1週間実践しても2100キロカロリー。ちょうど良い運動と言えるでしょう。
でも、やってみると、中々一万歩っていかないんですよねー。
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